はいさい
久しぶりにしょうこ論なので少し長いかも
以前にどこかでも書いたことがあるのですが
プロフェッショナルというのは「上手くて当たり前」だと思うんです
それを前提にお金を頂いている人のことを指すと思うのです
何が上手いのかってのがそれぞれにあって
技術が優れている人
空間づくり(盛り上げることなど)が優れている人
演出や構成という創作が優れている人
などさまざまだと思うのですが
私はプロです
と言うのであれば、上手いというのは口に出さずとも、それは前提として頭の隅に入れています(私は)
大事なのはここからで
正直「上手いね」って言われることが一番悲しかったりもします(笑)
「いや上手いの当たり前だから、なんか他の言葉かけてよ~~」なんて思ったりさ
上手いね、って言うのはアマチュアまでだと思うんです
いろいろな芸者さん達とお会いして少し残念、がっかりだなー
って思ったことが昔あって
「あなたはどんな演者になりたいですか?」という質問に多くの人が
「もっと上手くなりたいです」
「歌もダンスも上手くなって……~~」
いやそりゃそうなんだけどね
なんか寂しい。
もっと思い描くものは無いのかな、なんて思っちゃって
どうせやるなら、目指すなら
オンリーワン目指したいから
上手くなってその先はどうする?
これは私がずーっと思ってることだけど
へったくそだな~この人、でもなんか伝わってきて感動する
って方が人間らしくて好き
ロボットなんかには絶対できない
本当に難しい永遠のテーマ
“上手いに越したことはないけど、その先を目指せ”
って自分に言い聞かせて
「私ぜんぜん技とかできないんですけど~」みたいな自己紹介は不要だし
あんたプロだろ、そんなこと言わんで自信持ってやれよ
って
だからあまり同業者?というか変に意識しあっちゃうの嫌だから競争の世界にどっぷり、みたいなタイプの人とは群れれないし、群れたくもない、怖い
だからたぶん私沖縄が合ってる(笑)
内地とか海外行けってよく言われるけど(笑)
シンプルに楽しんでるタイプのダンサーさんとならいくらでも群れたい(笑)
話を戻します!
最終的にいつも思うのは
私のスクール公演のときに
生徒のソロパフォーマンス見てると
みんな全然大技とか出来るわけじゃないんです
まだまだ足先も汚いし、技術だけで言えば当たり前だけど下手くそ(笑)
でも、お客さんはすごく感動してくれるし楽しんでるのがわかるし私も感動する
何でかって
そういう空間づくり、演出をしているからです
そして
お客さんのためだけに踊れ!つまらんやつは気にすんな!
的な暗黙の了解みたいのがみんなわかってるんだと思うんです
そういう意味で、上手いっていう言葉にはたくさんの要素があるんだよって
思っている以上に深い
スクール公演見てたらほんと勉強になる
教えているようで教わってる
そして私は、自分にしかできないことをし続けます
死ぬまで単独ライブやります
ステージ上で死ねたら本望←
もう技術うんぬんなんてたくさん見せつけてきてるから
他にないエンターテイメントを追求します
以上!